研究室の装置リスト
「つくる」装置
Glove Box
(グローブボックス)


空気中の酸素や水分に弱いデリケートな物質を、不活性ガスで満たしたクリーンな環境下で安全に取り扱うための装置です。
Arc Melting Furnace
(アーク溶解炉)


数千℃の高温プラズマ(アーク放電)を利用して、高融点の金属を溶かし、新しい合金や金属間化合物のインゴット(塊)を作製します。
Planetary Ball Milling System
(遊星型ボールミル装置)


容器と円盤の高速回転によって生まれる強力な遠心力で、原料の粉砕・混合や、機械的な力による新物質の合成を行います。
Electric Furnace
(電気炉)


最高1500℃以上の高温で物質を加熱処理(焼結)し、目的の結晶構造を持つセラミックスや機能性材料を作製するための装置です。
「みる」装置
Powder X-ray Diffractometer
(粉末X線回折装置)


合成した粉末試料にX線を当て、その結晶構造(原子の並び方)を調べる装置です。物質の同定や品質評価に欠かせない「物質の指紋」を読み取ります。
Single-crystal X-ray Diffractometer
(単結晶X線回折装置)


原子1個1個の位置を精密に決定し、結晶中の立体構造を解き明かすための最強ツールです。未知の物質の構造を原子レベルで可視化できます。
Desktop Scanning Electron Microscope with EDX
(卓上SEM-EDX)

物質の表面をミクロの目で拡大観察(SEM)しながら、同時にそこに含まれる元素の種類と分布を分析(EDX)できる、一台二役の顕微鏡です。
High-temperature in-situ Scanning Electron Microscope
(高温その場観察SEM)


電子顕微鏡での観察中に試料を1200℃まで加熱し、高温下で起こる組織の変化をリアルタイムで動画で捉えることができる特殊な顕微鏡です。非大気暴露サンプルの観察もできます。
Thermal Analyzer (TG-DTA)
(熱分析装置)


物質を加熱しながら、重さの変化(TG)と熱の出入り(DTA)を同時に測定します。物質の合成温度や分解温度がわかります。
「はかる」装置
Mechanical Property Testing Machine
(材料試験機)


作製した材料のヤング率を測定することで、固体電解質にとって重要な柔らかさを明らかにします。
Potentiostat / Galvanostat
(電気化学測定装置)

電池材料や触媒などの電気化学的な特性を精密に測定します。次世代エネルギーデバイス開発のための性能評価を行います。
X-ray Fluorescence Spectrometer (XRF)
(蛍光X線分析装置)

試料を壊すことなく、X線を当てるだけでそこに含まれる元素の種類と組成を迅速に分析します。
Oxygen/Nitrogen Analyzer
(酸素・窒素分析計)

作製した材料に含まれる微量な酸素や窒素の量をppb(10億分の1)レベルで精密に測定し、材料の純度を保証します。
Hall Effect Measurement System
(ホール効果測定装置)

半導体などの物質中を流れる電気の担い手(キャリア)の種類、密度、移動度を調べます。電子材料の基礎物性を評価するのに不可欠です