北海道大学大学院工学研究院               応用化学部門構造無機化学研究室

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Japanese Language Seminar: 理系の文章力を身につけるゼミ

当研究室では、配属された新メンバー全員に、木下是雄著『理科系の作文技術』をテキストとした文章作成ゼミを受講してもらいます。

研究成果は、最終的に論文や学会発表という形で世界に向けて発信されます。そのため、誰が読んでも誤解なく伝わる論理的な文章構造を身につけることが不可欠です。このような構造化された文章作成のスキルは、研究活動だけでなく将来のビジネスコミュニケーションにおいても極めて重要です。しかし、日本の教育では体系的に学ぶ機会が十分ではありません。

ゼミの冒頭では、短い日本語の文章を英訳する課題に取り組んでもらいます。主語や述語が曖昧な日本語は、構造が明示的な英語に翻訳しようとすると破綻しやすく、文章の論理性の弱さが可視化されます。これは、文章作成における自身の課題を自覚するための導入です。

続くテキストの講読では、特に同書の第8章を用い、「良い文章とは何か」という基準を共有します。主語と述語が明確で、簡潔に要点を伝える文章は、日本語としても英語としても理解しやすく、科学的コミュニケーションの基盤となります。

本ゼミの目的は、「なんとなく伝わる文章」から「論理的で明快な文章」へと書き方を改善し、研究活動の土台となる表現力を確実に身につけてもらうことです。

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