三浦と University of Michigan の Woohyeon Baek 博士、Wenhao Sun 先生を中心とした研究が、2026年8月22日公開の Nature Communications 誌に掲載されました。全固体電池材料として注目される α-Li₃PS₄ は、高温では安定なのに室温まで冷やすと γ 相に戻る一方、比較的低い温度での急昇温では準安定な α 相として取り出せる、という一見矛盾した振る舞いを示します。
本研究では、実験と計算から時間-温度-変態(TTT)図を作り、ナノサイズでは α 相の表面エネルギーが低く核生成障壁が下がることを示しました。放射光XRDと電子顕微鏡で、ナノ α-Li₃PS₄ の急速な核生成とその後の遅い変態も捉えています。準安定材料を狙って合成するための一般的な指針になる成果です。藤井さん、忠永先生、Rana Hossain さんをはじめ、東京都立大学、広島大学、JASRI(SPring-8)、大阪公立大学、東北大学との共同研究です。
なお、本研究成果は、2026年8月22日(土)公開の Nature Communications 誌に掲載されました。 https://www.nature.com/articles/s41467-026-76661-7
プレスリリース:新着情報: 準安定固体電解質が急昇温で合成できる謎を解明~計算科学と先端測定が解き明かす、準安定相の設計原理~(工学研究院 教授 三浦 章) https://www.hokudai.ac.jp/news/2026/08/post-2431.html

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